ゲスとの戦い(windows版導入編)
こんばんわ、最近肩が痛くて困っているおっさんSEのぴんくです。
ゲス...強敵でした。
まあ、ゲスとは言ってもここ数年芸能ニュースを騒がせてるゲスな方達と戦ったわけではなく、「Go Ethereum」通称「geth」のゲスと戦ってました。
※ここからはちゃんとgethと書きます。
gethとはEthereumのP2Pネットワークに参加するためのEthereumクライアント
らしいです!!
EthereumのP2Pネットワークに参加することで、採掘をはじめ、送金やスマートコントラクトの作成ができる
らしいです!!
詳しくはグーグル先生に聞いてくださいw
そーいう前置き的なものは得意では有りません。
以前、仮想通貨の話題で取り上げた独自の仮想通貨を作成することに挑戦するにあたり
開発環境の一部としてgethが必要らしく今回戦ってみた次第です。
以下、戦いの記録(備忘録的なもの)です。
誰か同じようなことにチャレンジしている方の参考になれば幸いです。
gethを導入するにあたり、恒例のグーグル先生に質問をしてみましたが...
「geth インストール」で質問した結果、こちらのサイトを発見。
ふむふむ...ふむふむ...
「Ubuntu、Debian、Mac OS X へのGethのインストール」
・・・あれ?windows無い。
いやいや、出張生活ばっかりの私にwindowsPC以外のPCも持ち歩けと?
ムリでしょうが!
windowsはないのか~と読み進めてみると
「Windows へのGethのインストール」
!!あった!!
・・・けど・・・面倒くさいからこっち見てと以下のサイトへのリンクが...
しくしくしく・・・ガッツリ英語で書かれていました。
英語力ほぼ0ですが、プログラミングやコマンドと似たような単語なので
手順は何となく分かりました。
書いてある内容はこんな感じ(※注、以下の手順はまだ実行しちゃダメ!!)
- https://geth.ethereum.org/downloads/からgethのzipファイルをダウンロードする
- zipを解凍する
- コマンドプロンプトを開く
- chdir(※ディレクトリを変更する。gethの解凍先にって意味だと思う)
- gethを起動する
書いてある通りにやってみました。
結論!!多分情報が古い!!そして内容端折りすぎ!!
私が手順に従って進め、いろいろと苦戦した結果、正しくは以下のような手順でした。
1.https://geth.ethereum.org/downloads/を開き、「Geth 〇〇〇 for Windows」を
クリックして、「geth-windows-amd64-〇〇〇.exe」をダウンロード
する。
「geth-windows-amd64-〇〇〇.exe」はインストーラです。
バージョンが進めば、ファイル名は変更になるかもしれないのでバージョン
およびその近辺は〇〇〇としておきます。(当手順実施時はver1.7.0)
64bit版しか見当たりませんでした。
32bitのPCでやりたい人は手順があるか不明ですが、自力でがんばりましょう。
zipじゃありませんでしたが、危ないファイルではないので大丈夫です。
※サイトを開いた際に「Retrieving packages from release server...」というメッセージの後に
「Failed to load releases!」というメッセージが出て固まることが有りましたが、
その場合は別のブラウザで開くか、再度開きなおせば進めました。
2.ダウンロードした「geth-windows-amd64-〇〇〇.exe」を実行する。
全部英語ですが、右下のボタンを押し続ければインストールが始まります。
3.コマンドプロンプトを開く。
ここだけは記述通りでした。
4.chdirは不要です。
インストーラがパスを通してくれるため、どのフォルダ上でも実行可能です。
無理な時はデフォルトで「C:\Program Files\Geth」にインストールされるため、
「cd C:\Program Files\Geth」を実行してください。
※インストーラで別フォルダを指定した場合は自分でなんとかして下さい。
独自のフォルダを作った方が良いというサイトも有りましたので、そこは個人の判断で・・・
5.gethを起動するはストップです。
gethコマンドをオプション無しで実行するとライブネットと呼ばれるEthereumの
本番環境へ接続が実行されるらしいです。実害は無いようですが、同期処理に
2、3日必要らしいので、たぶん時間と電気代の無駄です。
開発段階では不要みたいなので、開発目的であれば実行しない方が懸命です。
間違えて実行しちゃった人は「ctl⁺c」で強制終了しましょう。
インストールの確認は「geth help」とコマンドを入力して実行します。
ヘルプが表示されればインストール出来てます。
※マイニング(採掘)目的であればライブネットへの接続が必要なようですが、
現在では通常のPCでのマイニングは全然儲からないらしいですよ・・・
ガッツリやってる方はGPUを鬼積みした専用マシンとかでみんなやってるようです。
あとEthereumはもうしばらくしたらマイニングが不要な仕様になるらしいって友人のマーンさんが
言ってました。詳しくはよく分からないけど今から始めても・・・と私は思います。
とまあ、ここまでがここ数日で得たgethとの戦いの戦果です。
だれかの参考になれば幸いですが、たぶん必要とする人は少ないだろうなぁw
でも独自の仮想通貨を作成することには挑み続けてますので、
気が向けばまた続編を書いてみます。
以上、夢広がるゲス(geth)との戦いの話でした。
修行を続けていけば、いずれ必要になるかもなので、心優しい方よろしければ
Ethereum恵んでくださいw
売ったりしません。大切に温めますwww
ETH:0xd827270996f4d3ce56a11c028290a9ff9b8fe17b